公益社団法人名古屋市獣医師会

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ひろ子先生のちょっとブレイク

レッスン13

 

 

勝ち負け人生で苦しくなっていませんか?

 

 

今年もあっという間に終わりですね。

年末年始は関係なくお仕事の人も多いと思いますが、お元気でお過ごしでしょうか?

 

2023年の干支は「卯」。うさぎさんですね。

 

 

うさぎは月の使いとされ、「ツキを呼ぶ」縁起の良い動物のようです。部屋に何かうさぎを飾って、ぜひツキを呼び入れくださいね。

 

 

■苦しい原因は勝ち負け思考

 

国家試験を受験するかたは、お正月もゆっくりできない気分なのではないでしょうか?

先日、こんな話を聞きました。

 

『合格しないと負けになる。

負けるのは恥ずかしいから、はじめから受験しないほうがいいのでは?』

 

といった相談です。

 

 

もちろん考えたくないですが、万が一のことを想像すると、結果が恐くなる気持ちはわかります。
だから戦うことをやめる選択をしたくなりますよね。

 

でも、恐くなるのは勝ち負け思考に陥っているからなんです。

実際は決して負けになることはありません。

 

 

人生は誰のものでもない、あなただけのものです。

 

 

周囲の人に認めてもらうために、生きる必要はありません。
頭ではそうわかっていても、どうしても周りの目が気になってしまう。

だから、勝ち負けという視点が生まれるのではないでしょうか。

 

人の悩みは状況によって様々ですが、その中でも勝った負けたで人生をとらえていると、仕事でもプライベートでも苦しいと思う場面が多くなるかもしれません。

 

■勝ち負け思考からの脱出をしよう!

 

まずは、勝ち負けで人生をとらえている人は、その思考から脱出しましょう。

そのためには、周りの目を気にしている自分に気づくことです。

他人と比べられることって、恐いことだと感じる人は多いと思います。

その気持ちは当然ですし、悪くありません。

 

でも、恐いと思う感情は過剰に持ち続けると、かえって行動にブレーキがかかり、自分自身の本来の力を出せなくしてしまいます。

 

他人の物差しの中で生きる勝ち負け思考では、常に優位に立てればよいですが、その基準となる他人は状況によって親や友人、職場の上司などいろいろ変わります。

 

それぞれの他人がもつ物差しの中で比較されて生き続けるのは、苦しくなるばかりだと思いませんか?

 

物事を勝ち負けでとらえて苦しくなっていると思う人は、周りの基準ではなく自分の基準でなぜするのか、したいのかを考え直してみることです。

 

自分基準に自信が持てると、結果に振り回されず、安心して前へ進めるはずです。

 

スポーツなどと違い、本来は自分の人生に勝ち負けはないはずです。

目の前の課題に対して、自分に恥ずかしくないように精一杯行えばそれでいいはず。

 

誰かによって何かをやらされる人生ではなく、自分がしたいからする!

 

 

その先に、もし結果があったとしても、それをどのように次につなげていけるか考えるほうが大切です。

 

何かにチャレンジするときはとても苦しいこともありますが、自分で選んだ道のその先には、

今は見えない新しい世界が待っています。

 

皆さんには、あまり結果にこだわりすぎずにいてほしいです。

チャレンジを自由に楽しみながら、人生を楽しんでほしい、そう願っています。

 

 

 

 レッスン13まとめ 

 

・周囲の目を気にしている自分に気づき、勝ち負け思考から脱出しよう

・他人の物差しではなく、自分の物差しを信じて前進あるのみ

 

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