ひろ子先生のちょっとブレイク
レッスン10
試験対策で忘れてはいけないコンディションの整え方
みなさま、こんにちは!宮下ひろこです。お元気でお過ごしでしょうか?
夏も終わり、気づいたら秋に突入。時間の経過、とても早く感じますね。
11月の予備試験が近づいてきていることもあり、私の周りでは受験する方々の不安や焦りの相談が届きます。
試験って本当にイヤですよね。
できれば逃げ出したい!そんな声を聞くと私の場合、
獣医師国家試験当日のことが脳裏に浮かび、“うん、うん。そうだよね”って頷くことしかできません。(気の利いたことも言えず申し訳ないです・・・)
試験って、点数で明確に自分の現状と向き合わないといけないですし、周りの目も気になりますし、その気持ち痛いほど伝わってきます。
でも、もう受験すると決断したなら、前進するのみです!
あとは当日までベストコンディションで、自分の脳力を信じて、進むしかありません。
今回私から皆さんへお伝えしたいことは、ベストコンディションを維持するための健康管理について。
基本的なことかもしれませんが、今から整えておくことで、当日は落ち着いて集中力を保ち、試験に臨めるのではないかと思います。
いま一度、日々の生活を振り返り、体調整えて本番を迎えてくださいね。
■脳力を高めるには、まずは栄養!
仕事をしながらの試験勉強。時間が限られている今、いかに効率よく記憶していくかが鍵ですよね。
まず大切なのは勉強で消費される脳のエネルギー源、糖質。
そして、その糖の代謝に必要なビタミンB1の存在も忘れはいけません。
そこでおすすめなのが、なんといっても
「バナナ」。
手軽にとれて、比較的安価。
朝食やおやつにはバッチリです。
朝は少しでも寝ていたい!というかたは、ビタミンB1の含有量が多い「豆乳」だけでも飲んで出かけましょう。
ビタミンB1が不足すると糖質を摂取してもエネルギーに変えられず、エネルギー不足になって、だるさや疲労を感じやすくなります。
また、高齢の犬猫フードやサプリメント等にも含まれるのでご存知だと思いますが、不飽和脂肪酸「DHA」。
脳の神経細胞の構成成分です。DHAは、学習能力や記憶維持機能にも影響しています。
DHAが豊富に含まれている食材はご存知ですか?
サプリメントで摂取しても良いですが、できればお魚(まぐろやさば、ぶりなど)をお刺身でいただくのが最適。
サバ缶などでもDHAはとれますのでお試しください。
時間がない!といって偏食せず、バランスの良い食事をしっかり摂取して、脳を常に健康に保っておくことを心がけてみてくださいね。
■せっかく覚えても忘れちゃう!それは睡眠に問題があるかも?!
記憶の処理は、ノンレム睡眠(脳を休める深い眠り)からレム睡眠(夢をみているとき)に移行するその前後だといわれています。
90分周期で繰り返し行われることで、記憶は定着しますので、出来る限り毎日同じ時間に寝て、休日でも出勤時と同じ時間に起きるといった規則正しい睡眠リズムを体に覚えさせておきましょう。
学習して記憶したことを、しっかり定着させるためには、いかに質の良い睡眠をとるかにかかっています。
仕事帰りの遅い時間に明るい照明のコンビニに寄ったりしていませんか?
寝る寸前までスマホやテレビを見ていませんか?
いずれも、睡眠障害につながる可能性があるので避けたほうが良いかもしれません。
どうしてもスムーズに入眠できない人は、アイマスクと耳栓が一番効果的。
最近は眠りを助けるサプリメントなどもありますので、上手に取り入れて生活リズムを整えましょう。
今回は「栄養」と「睡眠」の大事な一部分だけお伝えしましたが、そのほかにもまだまだあります!
健康な心と体を整える方法をまた、お届けできたらと思っています。
それではまた次回まで、元気に、そして笑顔で過ごしていてくださいね。
レッスン10まとめ
・あなたの脳力、最大限に引き出すための栄養素を見直そう
・記憶を定着させる良質な睡眠を心がけよう
https://forms.gle/ozJxPLVEULAEp7aZ8