愛玩動物看護師
国家試験受験サポート
第13回
もう介護保険を支払う歳なのですよ。私も不安だ!国家試験
前回、認定動物看護師の試験と国家試験との違いは、まさしく社会目線で学ぶことや、ムフフな妄想が合格を引き寄せるとお話しました。
今回は、受験が近づいてきて不安になっている方も多いかと思いますので、
一度国家試験を経験している西村が!
皆さんと同じだということを分かち合います回です♪
さてさて指定講習会にお尻を叩かれながら、参考書を毎日開いていても、問題集を解いてみても
「分からんわっ!」と、なっていませんか
この感覚は、前回の国試の時も感じたことでした。
遠い記憶を手繰り寄せてみると…真実はひとつ
「問題を解いて勉強した気でいた!」
頭脳は大人、見た目もおばさんの謎探偵は、解き明かしました…多分。
そう「問題を解いて勉強した気」は、結構やっかいでして、
試験が何度も開催され、過去問だらけという訳でもありませんし、ほんと不安が増し増しです。
じゃぁどのような対策がいいの?と思いますよね。
なもんで十数年前、老眼もなく若かりし頃?の私に聞いてみましょう。
当時の私は、一から解剖生理学と病理学を学び直しました。
方法は、まずイラストを描いて、各器官の作用機序から関連する病気や検査、使用する薬剤や治療方法、看護までを器官ごとに「なんとか商店の大きなカレンダーの裏(時代を感じますね)」に書き込んでまとめました。
試験まで半年もない時期に何をやっているの?と思うかもしれませんが、
ある意味画伯のような器官のイラストに、
ネフロンちゃんとか、コレシストキニン-パンクレオザイミンちゃんと
名前をつけたお見せできない空想キャラが(汗)
脳内を駆け巡ったおかげで、西村の模試判定は、DからAに最後の模試で駆け上がったのです。
何が言いたいのかと申しますと、
今イラストを描いておけば、後から伸びます!ってことです。
以前のコラムでもお伝えしたかと思いますが、国家資格に「ギリギリで合格しました」なんて書いてありませんから、
およそのボーターライン正答率65%…いえ悪魔の囁きになり不合格になってはいけませんで、正答率7割!
そう70%でドヤ顔まっしぐらです(*注 必須問題は7割正解が必要ですよ。予備試験は全体正答率60%以上)。
ってことはですよ!
3割間違っても良いってことですよ。
ここで敢えてお聞きしたいのですが
「記憶力に自信はありますか?」
西村は、四次元ポケットを持っている青いやつがくれる暗〇パンがないと無理です。
青いやつは激レアですからね。
だから「関連づけ勉強法」ですよ。
時間もなく焦りますが、基礎を丁寧にたたき込んでおけば、何だったけ?という問題の脳内引き出しが開けられるようになります。
「正解は、試験用紙に必ずある
(字余り)」
謎探偵こころの俳句
記憶すべきは「必須問題」に出てくる国の取り組みや傾向、関連法規などの基本事項くらいで、
一般問題は、解剖生理や病理などを十分理解すれば、あとは関連づけて解けますし、
状況設定問題は、臨床を思い浮かべつつ妄想していたら合格を手にしています。
とか言いながら、西村は腐っても教員なので「落ちることのできない戦い」がそこにあります。
まぁあれですね国家試験は、
ふるい落とすことが目的ではなく、愛玩動物看護師として必要な知識を備えているか
をみるものですから、
試験当日に健康の神様が味方して下さることを祈って、お互い頑張りましょう♪
お送りしておりますコラムが、少しでも勉強の合間の癒しになりましたら嬉しいです。