みんなのVOICE
『動物看護師を応援する会』の活動
動物看護師を応援する会
動物看護師を応援する会(以後当団体という)は現職者の動物看護師二人が令和3年1月にあることをきっかけに立ち上げた団体になります。
令和元年6月28日愛玩動物看護師の法の公布が行われ、ついに動物看護師の国家資格に向けた嬉しいニュースが舞い込んできた一方で不安視していることが起きていました。
当団体の代表二人もYouTubeを通して情報を得ていくために聴講していましたが、その会議のメンバーを知った時にあることに気づきました。
「現任者の動物看護師がいない」
愛玩動物看護師は、今を頑張る動物看護師のため、これから動物看護師を目指す人たちのための資格であるという認識のなかで現任者がいない中、必要事項が決まっていくことに不安の日々が続き、団体の二人は国家資格に向けてあるプロジェクトを実施することを決意しました。
「現任者の声を集め、検討会の場と農水省・環境省(以後管轄省という)にその声を届ける」
当団体代表の動物看護師2名と獣医師2名の協力を頂いて、令和3年2月の1か月間でアンケートをインターネットで行い、483名の動物看護師の声を集め、検討会と管轄省に届けることを実現いたしました。
活動内容は、こちらです↓
http://vnurse.site/category/%e3%82%a2%e3%83%b3%e3%82%b1%e3%83%bc%e3%83%88%e8%aa%bf%e6%9f%bb/
声を届けることを目的としたアンケートでしたが、結果から今後の課題として2つ見つかりました。
それは『勉強方法と情報共有』です。
その課題を解決していくために勉強方法に関しては、当団体で国家試験についての隙間時間の勉強方法についてのセミナーを令和3年6月3日に開催し、現任者の動物看護師や違った資格で国家試験を経験している方々の意見をいただき、課題に向けた活動も実施し動物看護師にとって有益なセミナーを届けることを継続しております。
ただ、問題なのが情報共有でした。
当団体で行ったアンケートの中で『国家資格についてどこから情報を得たいか?』の質問で多かったのが『身近な院長、獣医師、動物看護師』ということです。
必要な情報を届けるためには、動物看護師だけでなく院長や獣医師の方々にも情報を届けないと届かない。
獣医師が多く参加する場に必要な情報を届けて動物看護師の国家資格について考えるきっかけをつくるために、多くの獣医師が参加しているVETS TECHさんの門を叩きました。
VETS TECHさんについてはこちら↓
VETS TECH代表の小出先生と当団体のアンケートから得られた内容を共有し、共感していただき、動物看護師と病院が今動き出すためにできることを考えるコラボセミナーを令和3年8月11日に開催し、獣医師436名、動物看護師594名、合計1030名の方々にお申込みいただき無事に終えることができました。
今後も動物看護師だけでなく獣医師や業界関係者に動物看護師の情報を共有するならここ!という立場になれるように当団体としても情報発信に力を入れていき、活動を継続していきたいと思います。
当団体をどうぞ宜しくお願い致します。
動物看護師を応援する会
代表 仲地 亜由美 新谷 政人